フェスといえば、野外フェスティバルでしょう。現在では、野外フェスティバルも一般化して夏などに定期的に開催されるものも多いですが、こうした野外フェスティバルの中でももっとも有名なものが、1969年8月にアメリカ合衆国で3日間に渡って開催された、ウッドストック・フェスティバルでしょう。このフェスは、30組以上のロックグループが出演し、入場者数は40万人を超えたといわれる、史上空前の野外コンサートでした。
ウッドストック・フェスティバルは、今でも映像作品として残されており、伝説の野外ライブイベントとして多くのロック・ファンに強烈なインパクトを与え続けています。このフェスは、ヒッピー文化を象徴するような野外コンサートで、ミュージシャンもオーディエンスも、当時の雰囲気を色濃く漂わせています。また、このフェスでのライブ・パフォーマンスは歴史上に残るものも多くそういった意味でも、重要な意味を持っています。
ウッドストック・フェスティバルは、単に音楽の祭典という意味で先駆的なものであっただけでなく、同時に野外フェスティバルならではの問題も提起したイベントであったと言えるでしょう。現在に於いても、こうした野外のフェスで問題となるのは、トイレの問題であったり、コンサート後のゴミ処理の問題、あるいは盗難などの問題などがありますが、この伝説的コンサートにおいてもそうした問題はやはりおきていました。とはいえ、それ以上に、野外フェスティバルの素晴らしさを世に知らしめたのがウッドストックだったのだと言えます。